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皆様いかがお過ごしでしょうか?

春眠暁を覚えずというくらいですので、春は睡眠しているのが非常に心地よくて、なかなか朝起きるのが辛くなると思いますが、意外と私そうではなくスキッと起きれちゃうんです!妻はしっかりぐっすり寝ていますが(笑)そんな『とっくん』です。

 

最近久々に専門学校時代の友人から連絡がありました。

本当に久々だったので、会話も弾んで酒も進みました。

 

実はわたくし、専門学校は『料理』ではなく『建築』の専門学校に行っていました。

 

なぜなら、私の小さな頃の夢が

『建築士』になる事だったからなのです。

忘れもしない小学校2年生の秋、昔ながらの古~い古民家だった実家を建て直しました。

まっさらな土地にコンクリートで土台を作り、その上に小屋組み、屋根をはり、壁を作り、毎日学校から帰るたびに姿を変えていく新しい家を見た時、すごく感動したのを覚えていて、そのころから『大きくなったら建築家になろう!そして自分と同じように感動を味わってもらえたら最高だな』と思うようになりました。

 

高校は工業高校の環境建設科に進み、その後建築の専門学校へ進みました。

意匠設計のみならず構造力学や、歴史、文化、インテリアデザイン、パース、果ては建築英語まで、さまざまな事を学びました。

 

そのすべてが楽しくてしょうがなかったのをよく覚えています。

仲間と徹夜して建築模型を作ったり、自分で考えたコンセプトをもとに設計図を書いたり、京都まで足を運んでいろんな寺社仏閣の歴史を学んだり、地元の有名建築をスケッチしたり…。

 

 

同じ夢を追いかけていた仲間が多くいたので、朝まで飲み明かして建築について語ったりなんかして。

まぁ普通に飲み明かしたりもしましたが(笑)

 

センスもかなり必要とされる分野でしたので、その辺がかなり大変でした。なぜなら私センスが無いですから(笑)クラスメイトの設計図を見てあまりのすごさに思いっきり落胆したのもよく覚えてます。

それでも、大阪の建築学校3校が一堂に集まった『展覧会』に出展されたことや、建築設計のコンペに自分の考えたものが発表されたのは、今でも自慢です(笑)

 

建築士になる夢はかないませんでしたが、

そのころに培った経験や知識、時間は今の自分にとってはとてもかけがえもないもので無駄になったものは一つもありません。

 

友人は今も建築士としてバリバリ働いてます。

お互いに道は違えども、戦友としてこれからも頑張っていこうとお酒を酌み交わした日曜の夜でした。

 

 

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